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木造建築土壁工法


木造建築工事


木造建築工事とは、構造耐力上主要な部分を木で作っている建物の事です。昔は木造在来工法しかありませんでしたが、今は枠組壁工法等様々な工法が生まれ採用されどんどん増えてきました。


木造在来工法


木造在来工法とは、柱と梁で建物を支える昔ながらの木造軸組工法です。柱や梁の幅は3.5~4寸であり、構造金物や筋違い等により強固な構造体にしています。日本の木造住宅には昔から大変多い工法ではありますが、外国の木造建築物には殆ど採用されておりません。以前は、熟練の大工さんが軸組みの1本1本に墨付け切込みをしてきましたが、近年は工場のプレカットにより加工するようになり、昔の様な味のある構造材とは程遠くなりました。建築屋さんや工務店をはじめとした業種で、今でも多く採用されている工法です。


木造枠組壁工法


いわゆる、2x4(ツーバイフォー)工法や枠組み壁工法と言われている木造建築物の構造です。各部材は木造在来工法よりはるかに細く、木材の枠組みに構造用合板を打ち付け、壁と床を支えて強固な建物を作ります。合板により外力や変形に強い建物となり、剛性や強度に非常に構造建築物となります。欧米では昔から採用されてきた工法であり、日本では40年ほど前から採用されるようになりました。ハウスメーカーによく見られる工法であり、工場で全て加工した物を現場に運び、クレーンにより組み立てていく工法となります。その為、木造在来工法のように建方の際に大勢の大工さんが集まって建込むという事は全くなく、大工さんが居なくても建込む事が出来ます。